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2023/02/08 17:06

淹れ方が難しそう、というイメージのある中国茶ですが、専用の道具がなくてもご自宅にあるものを使って簡単においしく入れることができます。
ポイントを押さえて、おいしいお茶を楽しみましょう。

基本の淹れ方 ~ポットを使って~

一回分 約3gの茶葉に150ccのお湯が目安です。

【用意するもの】
ポットもしくは急須(小ぶりなものがおすすめ)
茶海(代用としてミルクピッチャーや片口の器など150cc~200ccくらい入るもの)
カップ(小さめのもの、日本酒のお猪口やそば猪口でも)




①茶器をあたためる

熱湯を使って、ポット、茶海、カップ、を温めておく。




②茶葉を入れる

お湯を捨て茶葉を入れる。

*POINT このとき、フタをして少し蒸らすと、茶葉が開きやすくなります。  


③お湯を注いで蒸らす

お茶の種類によって、適したお湯の温度と蒸らし時間で淹れる。
*それぞれ説明書の時間を参考にしてください。
(2煎め以降は30秒ずつ延ばします。)

④最後の一滴まで注ぎきる

ポットから茶海に注ぐ。
*POINT 茶海に注ぐことで、お茶の濃さが均等になります。
一煎ごとに最後の一滴まで注ぐと、2煎め以降もお茶の成分をしっかり抽出でき、おいしくいただけます。


[ グラスでの淹れ方]

グラス越しに、お茶葉がゆっくり落ちてゆく様子を楽しんでいただける獅峰龍井茶 ・白毫銀針茶に適しています。

用意するもの
・耐熱性のグラス(背の高いもの)


■基本の入れ方の手順で入れる

基本の淹れ方①~③の手順で、温めたグラスに茶葉を入れお湯を注ぐ。
*POINT 獅峰龍井茶 ・白毫銀針茶は、沸騰湯を一度落ちつかせた80~90℃のお湯を使います。(沸騰湯を一度別のうつわに注ぐと、温度が下がります。)




■お湯を注ぎ足しながら楽しむ

それぞれのお茶に適した時間蒸らしたら、そのままいただきます。
*POINT 最初は、水面に浮かぶ茶葉をよけながらいただきます。半分くらいまで飲み進めたら、お湯を足します。
だんだん茶葉が沈んで、底に落ちるまで楽しめます。


[ 冷茶の淹れ方 ]

■熱湯で入れる

①基本の淹れ方で、蒸らし時間を倍にする。
②別の容器に氷を沢山用意して、お茶を注ぎ、一気に冷やす。
*この時に、氷が少ないと濁りやすくなります。

■水出しで入れる

水100ccに対して1gの茶葉を入れ、8時間位常温に置き、冷蔵庫で冷やします。

お茶葉の保存方法

①直射日光を避け、冷暗所で保存する。
②高温多湿の場所は必ず避け、密封性の高い容器に保管する。(内蓋のある缶など)
*お召し上がりの頻度にあわせてご購入ください。

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